2025/11/24 13:15
ほずみさんが暮らすこうばる地区では今日も石木ダム建設が進められています。わたしたちは石木ダム本体の堰が建設予定されているまさにど真ん中のその場所で、住民たちの手によって建てられた「団結小屋」の管理をしながら、その場所で石木川ミュージアムを細々とやっています。ちょっと暗いですが窓から見えるピンク色の壁の小部屋が石木川ミュージアムです。
長崎県知事である大石賢吾氏は知事の任期が2026年3月1日までで、この夏以降、石木ダムのことで動きも活発になっているように思えます。
――――――――――――――――――――
■石木ダム説明会 23日に長崎・川棚町で第3回目…大石賢吾知事は出席せず - 長崎新聞 2025/08/14 [12:15] 公開
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=f0dd08022b8c4e4bb356dea6bacc1f27
――――――――――――――――――――
その直後に大石知事は久しぶりにこうばるを訪れます。
――――――――――――――――――――
大石知事が石木ダム建設現場を視察 反対住民との面会は出来ず | 長崎ニュース | NCC長崎文化放送
――――――――――――――――――――
視察の後、長崎県議会では
――――――――――――――――――――
石木ダム「来年度中の本体工事発注が必要」大石知事が県議会でスケジュール示す《長崎》(2025年9月16日掲載)|NIB NEWS NNN
――――――――――――――――――――
市民たち中心となって行われた説明会には現れなかった大石知事から出た言葉です。
そのまた後の議会では
――――――――――――――――――――
県はダム本体(えん堤)の建設予定地にある「団結小屋」の撤去を反対住民に要請する方針を今月の定例県議会で明言しました。
――――――――――――――――――――
長崎・石木ダム建設予定地の「団結小屋」 県が撤去要請へ…反対住民「体を張ってでも阻止」 - 長崎新聞 2025/09/30 [11:35] 公開
―――――――――――――――――――

そしてその発言の後10/9に、稲刈りの真っ最中のとても忙しい時期のこうばるに大石知事は再び来訪します。
――――――――――――――――――――
大石知事が石木ダム水没予定地を訪問…反対住民側は面会拒否 「話すことなどありません」と張り紙 長崎 - 長崎新聞 2025/10/10 [11:00] 公開
――――――――――――――――――――
このあたりの経緯は「八ッ場あしたの会」でも書かれています。
とてもわかりやすいので是非ご一読を。
――――――――――――――――――――
石木ダム建設予定地の団結小屋、長崎県が行政代執行の可能性示唆 – 八ッ場(やんば)あしたの会
――――――――――――――――――――
わたしたちは現地の様子しかわからないこともありますが、こうして時系列で並ぶと何が行われようとしているのか見えてくるものがあるかもしれません。

そんな中ですが、わたしたちはそれでも今までどおり石木川ミュージアムを続けていますし、掃除もしますし傷んだ箇所も修繕しなきゃなのです。

お近くの方や、遠方の方問いません。こうばる地区の現在の姿を見ながら歩いたり、新しくなった石木川ミュージアムに遊びに来てください。
冬の始まるこうばるの姿もとても美しいですよ。
この地図はImagination Projectの有志の方がつくられたものです。
――――――――――――――――――――
hikari.no.koushin
――――――――――――――――――――
今、こうばる地区では有志の方が協力してくださり、古くなった丸太標識を新しく建て直したり、団結小屋の床を修繕したりしています。本当に感謝しています。
現在、団結小屋と石木川ミュージアムでは床の補修工事をしている真っ最中です。
ちらとお見せしますね。

この補修工事は 「石木川ミュージアム フェイスタオル」の収益から 500円を石木川ミュージアムと団結小屋の修繕費として使用します。残りの300円は商品の製造・運営費に充てられます。ご購入を通じてご支援いただけます。よろしくお願いいたします。
最後に。
ほずみさんからのひとこと
――――――――――――――――――――
最近は外仕事は小村さんやお父さん、中尾くんに丸投げで、ほずみは2階のアトリエのカーテンを閉め切って制作に没頭してます。
――――――――――――――――――――
だそうです。
そんなこうばるでわたしたちは生きています。
文責
コムラタダヨシ
こうばるほずみ
